地球内部の構造をリアルタイムに可視化・操作できるインタラクティブシミュレータです。 断面カットで層構造を観察し、地震波の伝播やマントル対流を体験できます。
シミュレータを開くPREM(予備的基準地球モデル)近似の科学データに基づく教育用シミュレータ
地球の内部は、外側から地殻・マントル・外核・内核という層に分かれています。 私たちが立っている地殻の厚さは大陸で数十km程度にすぎず、その下には深さ約2,900kmまで岩石でできたマントルが広がります。 さらに深くには液体の鉄を主成分とする外核、そして中心の深さ約6,400km(地球の半径)には固体の内核があります。 シミュレータでは断面カットでこの層構造を切り開き、それぞれの層の厚さや深さのスケール感を実際に潜りながら確かめられます。
人類はまだ地球を深く掘り抜いたことはありません。それでも内部の構造がわかるのは、地震波を観測しているからです。 地震が起きると、伝わる速さの速いP波(縦波)と、遅いS波(横波)が地球内部を進みます。 S波は液体の中を伝わることができないため、外核が液体であることがわかりました。 波の速さや屈折のしかたを世界中の観測点で調べることで、地球内部の姿が明らかになってきたのです。
マントルは固体の岩石ですが、数千万年〜数億年という長い時間スケールで見ると、熱によってゆっくりと流動しています。 温められた物質が上昇し、冷えた物質が沈み込むこの動きがマントル対流で、地表のプレートを動かす原動力と考えられています。 プレートの運動は地震や火山活動、大陸の移動にもつながっています。シミュレータではこのゆっくりとした流れをアニメーションとして観察できます。
中学・高校の理科や地学の授業での提示教材として、夏休みの自由研究の題材として、 また大人の地学の学び直しにも活用できます。教科書の断面図だけではつかみにくい 「地球の深さ」の感覚を、自分の手で操作しながら体験してみてください。
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